こんにちは、Brownです。
せどりについて興味がわきました。なぜかというと、在宅で仕事ができる!という点に魅力を感じたからです。もういい加減通勤とかいう人生の無駄はなくしていきたいものです。
しかし結局あきらめてしまいました。
理由はリターンに対して、いろんな意味でリスクが大きすぎるからです。
しかし感じ方には個人差がある内容だと思います。
僕にとっては、そう感じたという結論です。
詳しくお話しします。
Contents
調べる前のせどりのイメージ
せどりについては興味はあるものの、物販とか大変そうだし、周りにやっている人もいないし実態がよくわからず、本気でやってみようと思ったことはありませんでした。
なのでせどりについて本気で調べるまでの、せどりに対するイメージは以下のようなものでした。
調べる前のイメージ(メリット)
- まあまあ稼げる
- 簡単(難易度的な意味で。)
メリットについてはこのぐらいしか知らなかった・・・。
調べる前のイメージ(デメリット)
- 自宅が商品で溢れかえる
- 発送とか大変そう
- 送料とかで赤字になりそう
- これを極めても何も役に立たなさそう
- 時間切り売り型の働き方かな
自分の中ではせどりに対するイメージは、デメリットの方が多かったようです。
しかしデメリットを覆すメリットに気づいた
僕は通勤とかそもそも会社員という働き方に不満があり、その不満が一時的にすごく膨らむ時期があります。
そういう時は、どうにかして「この環境から抜け出したい」と思い、在宅ワークで生きていくための方法は何かないかなーと考えていろいろ調べものをしていたりします。
ふと、せどりの情報をチラ見したとき、
と、これまでのせどりに対するイメージの中にあったデメリットを全て覆すようなメリットに気づいたのです。
もしかしたら雇われから解放されるための近道かもしれない!と思い、1週間せどりについていろいろ調べてみました。
せどり調査で得られた情報
調査と言っても、YouTube・ブログで得られる情報ぐらいです。
こういうインターネットを使った稼ぎ方って情報の鮮度が大事だと思うので、書籍からの情報よりもインターネットで得られる情報をメインに調査を進めました。
これまでに知らなかったメリット
調査を進めていく中で、これまでに知らなかったせどりのメリットをいっぱい知ることになりました。
まずは、「AmazonFBA」というサービスを使えば、在庫は全てamazonの倉庫に置いておけるということ。そしてこのサービスを使えば商品の発送作業も都度代行してもらえます。送料はamazon倉庫への送料+倉庫から顧客住所への送料(amazon規定)の2点がかかってしまいますがうまくやれば「amazon倉庫への送料」についてはかなり安く抑えられるので、非常に便利でお得だなーと感じています。
これを使えば、デメリットだと感じていた以下の3点が解消されます。
- 自宅が商品で溢れかえる
- 発送とか大変そう
- 送料とかで赤字になりそう
ここまで調べて、
と調子にのっていました。いや、あくまでも冷静ではあったのですが、調査に対するモチベーションがかなり上がり楽しくなってきました。
実際の作業フローを調べてみた(amazonでの出品)
次に、実際にどんな作業があるのか、どういう手順なのかを調べました。せどりの主流は仕入れ⇒amazonで出品がほとんどだそうです。なので仕入れ⇒amazon出品という内容を前提としてご紹介します。
ここでは同時に、僕がせどりを諦めたポイントについても一緒にご紹介します。
調べた結果、以下のような手順で作業を進めていくことになりそうです。
- 市場調査・仕入れ(一番重要)
- amazon倉庫へ発送(結構大変そう)
- 商品ページを作る(調整する)
それぞれ分解してみてみます。
市場調査・仕入れ
まず市場調査についてですが、これはかなり慣れが必要だなーと思いました。
というのも仕入れ作業で時間をかけてしまうと労働時間がかなり伸びてしまうので、スピーディに仕入れをするためにも商品のジャンルあるいは商品1点1点の相場を暗記しておく必要があります。最初のうちは難しそうだしそもそも暗記がかなり苦手です。
諦めポイント①:商品のジャンルの値段感覚・商品1点1点の相場を暗記しておく必要がある。暗記の苦手な自分にとっては難しそう。
続いて仕入れ作業についてですが、店舗仕入れと通販仕入れ(電脳仕入れと言われている)の2種類があります。
どちらにしても、利益が出そうな商品を見つけたら大量に買って大量に売らなければなりません。
店舗の店員さん・ECを運営している担当者や責任者の方はこういうやり方に対してどう思うでしょうか?
例えば、売れ筋商品って何のためにあるのかと言うと、多くの顧客にリーチして、その多くの人にまた来て多くの買い物をしてもらいたい!という意図があります。立派な戦略ですよね。大量に売れればそれでいいってわけじゃないんですね。
その売れ筋を一人に大量購入されたら戦略を崩されてしまうわけです。お店からしたら嫌ですよね。
性格によると思います。もちろん、上手くやれる人もいると思っていて、例えば持前のコミュニケーション能力を発揮して店舗と連携して、そのような戦略的な商品は避けつつ、上手いこと利益商品を大量に仕入れて大量に売って・・・・というようなやり方。
これができればもちろんうまくいくと思います。何が重要かって、店舗との連携ですね。
そもそもコミュニケーション能力が高ければ会社員として上手くやっていけますよね。僕にはそれがないので、これも諦めポイント②です。
諦めポイント②:店舗との連携が重要。コミュニケーション能力皆無の自分にとっては不可能だし、そもそもそれは雇われと似ている働き方なので求めていない。強行突破すれば、世間からの自分に対する評価が低下するリスクがある。
amazon倉庫へ発送
続いての作業は、仕入れたamazon倉庫へ商品発送をする作業です。
これについては特に懸念点はないかなと思っています。
ただ、どのサイズに何点の商品を入れて発送するのかとか、窓口に持っていって発送を手配する手間とか考えるといろいろ大変そうだなと思います。
先程、うまくやれば「amazon倉庫への送料」についてはかなり安く抑えられる と書いたのですが、具体例を出して書きます。
例えばサッカーボールを12個、120サイズの段ボール(送料700円と仮定)に入れてamazon倉庫に発送するとします。そうすると、サッカーボール1個あたりのamazon倉庫への送料は、700÷12で60円ぐらいになります。
こういう風に商品1点辺りの倉庫への送料も考えつつ梱包をしないといけないので結構頭使いますよね。この辺は大変そうだなーと思いました。
ついでに上記の例の続きの話をしますね。
サッカーボールが1点売れると、倉庫から顧客住所への送料が450円発生すると仮定します。そうなると、仕入れ値+倉庫への送料60円+顧客への送料450円+販売手数料が原価?となります。例えばこのサッカーボールを5000円で売りたいとしたら販売手数料を500円(10%)と仮定すると、3990円以下の仕入れ値で仕入れないと赤字になってしまうという計算です。他に、下でもお話ししますがamazonFBAの利用料だったり、価格自動調整ツールとか使うのであればそのツールの利用料が追加でかかってきたりします。だいたい月額1万円ぐらいです。(ついで話でした。)
諦めポイント③:あれ、これだけ費用かかるなら利益商品見つけるのってかなり難しそう・・・・?
商品ページを作る
amazonで出品する場合は、既存の商品ページに自分の出品商品をぶら下げるような感じで出品していく流れになるので、商品ページを作るのはそんなに手間はかからないみたいです。
上のついで話にも出てきましたが、せどりをする人(セラーと呼ばれているようです)を支援する素晴らしいツールがあります。
中でも重要なのはamazonFBAとプライスターです。
有料のものはこれだけあれば十分だと思います。
あとはプライスターとも連携されていると思いますが、モノレートとかデルタという市場調査用のサービスも活用するのが良いようです。こちらは無料ツールです。
特に商品ページを作る上では、プライスターと言うツールは便利なようです。
利用料はamazonFBAが月額5000円、プライスターも月額5000円なのでベースとなるランニングコストは月額1万円。ここからのスタートになるのかなあという感じですね。
どんなツールを使っても、重要なことは売れることです。売れない商品を損切できずに眠らせておくだけでは、それは将来の利益ではなく損失でしかないです。実際に、売れなかった商品を自分で使うことになった・・・というような話をYouTubeでよく耳にしました。商品の回転率を正確に事前調査して仕入れを進める必要があります。
諦めポイント④:在庫リスクが怖い!
まとめ
長々と書きましたが、上でお話しした通り以下の諦めポイントによって、せどりを諦めるという結論に至りました。
- 諦めポイント①:商品・ジャンルの相場を暗記する必要がある
- 諦めポイント②:店舗と連携する必要がある(これは会社員と同じ)
- 諦めポイント③:コストが掛かり過ぎて利益商品を見つける難易度が高い
- 諦めポイント④:在庫リスクが怖い!
このポイントを考えると、リターンに対するリスクが大きいなあと思いました。
以上、僕がせどりを諦めた理由でした。
まだまだ会社員の日々は続きそうです。
また何か脱出経路見つけたらブログ書きます。
それでは!